議 長 中 野 浩 二 君 副議長 橋 本 清 君
説明のために出席した者
桜井資源(株)代表取締役 桜 井 洋 一 君
職務のために出席した
事務局職員
事務局長 村 田 達 己
次長兼
庶務係長 北 川 博 美
議事調査係長 小 澤 英 幸
主査 中 山 和 彦
主査 松 本 健 一
開会 午後1時30分
○
委員長(
曽根嘉明君) ただいまから
議会運営委員を開催いたします。
初めに、
中野議長よりあいさつをお願いいたします。
○議長(
中野浩二君)
皆さんこんにちは。お集まりいただきまして本当にありがとうございます。
実は机上にお配りしましたが、私あてに
桜井資源株式会社の社長であります桜井さん、そのほか2名の方がお見えになりまして、そしてここに書かれているような依頼を私が3月26日に受けましたので、この件につきましては、私、
議長一存ではこうするというようなことはできませんので、一応とりあえず
皆さん方にお諮りするという段階を踏みたいというふうに思って
委員長にお願いしたわけでございます。
事前に
松本議員に来ていただきまして、こういうわけで
議会運営委員会の方にお集まりいただくけれども、
松本議員個人の本人に関することでありますし、やはりここは席を外していただきたい、御遠慮いただきたいということを
松本議員のほうに申し上げました。
松本議員はその返答として了解をしていただきまして、そして今回の運びになったわけでございます。
きょうは社長みずからおいでいただきまして、この趣旨につきまして御
説明等もあろうかと思います。
皆さん方の御意見をその後、伺いたいというふうに思っていますので、
委員長、委員の
皆さん、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○
委員長(
曽根嘉明君) ありがとうございました。
それでは、3番の議題に移ります。
災害廃棄物の
受け入れに関する
検証依頼についてということを議題といたします。
初めに、
桜井資源株式会社、
桜井洋一社長から今回の
検証依頼の内容並びに
趣旨説明を先にしていただきたいと思いますので。
〔「
委員長、その前に」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
曽根嘉明君)
原木委員。
◆委員(
原木忍君) 今の議長の説明は除斥という考え方でしょうか。
○
委員長(
曽根嘉明君)
中野議長。
○議長(
中野浩二君) とりあえずそのような形をとらせていただきましたけれども、何かございますか。
○
委員長(
曽根嘉明君)
原木委員。
◆委員(
原木忍君) 除斥の場合は
委員会を開催して、その場で、当然本人がいる場で理由を言って除斥ということ、それから退席するというのが進め方ではないのでしょうか。初めから本人が出ないということは、
委員会が始まる前に参加しない、私はそういうふうに、
委員会を開催した場で
委員長が自治法第何条により除斥に該当するからという宣言をしてから委員が退席するというふうに私は解釈をしていたのですが、その運営についてはどうなのでしょうか。
○
委員長(
曽根嘉明君)
事務局、
村田局長。
◎
事務局長(
村田達己君) 手続上では確かに
議会運営委員会を開催した上でになるのかもわかりませんけれども、あらかじめ本人の案件というのは明白でありますので、議長が、事前に
松本議員には来ていただく中で了解を得てやらせていただいたと、そういうことでございます。
○
委員長(
曽根嘉明君)
原木委員。
◆委員(
原木忍君) 私は
委員会の
運営上、そのことについてはちょっと疑義があります。一応、それだけ申し入れておきます。
○
委員長(
曽根嘉明君)
坂下委員。
◆委員(
坂下修君) 今の流れなのですけれども、局長が今お話しした、内容的なものは本人は明白であるということだということなのですけれども、議長ともお話しの中で、これは本人がこの新聞の中身はこのとおりだということの証明がされているということですか。
○
委員長(
曽根嘉明君)
中野議長。
○議長(
中野浩二君)
坂下委員は、私に対する質問ですか。
◆委員(
坂下修君) ええ。議長と局長が恐らく同席していただろうから。
○議長(
中野浩二君) 先ほど局長が申し上げましたように、御本人のことでございますので、それからその件につきましては、私の気持ちとしてはやはり、気持ちだけで言ってはいけないとは思いますけれども、忍びないのではないかというような
気持ちもあるし、御遠慮願ったほうがいいのではないかと、そうした御意見の、今、
坂下委員の話の中で、これは間違いないのかというようなこと、こういうことについては、この件につきましてはこの次の、きょうは
桜井資源の方に御説明願って、この次の
委員会のときにはやはり
松本委員にも御出席いただき、
皆さんから御質問をしてこれは正しいかどうかということをお聞きしたいというふうに考えております。よろしいですか。
◆委員(
坂下修君) はい。
○
委員長(
曽根嘉明君)
大石委員。
◆委員(
大石節雄君)
運営上ということがありますので、今、議長の計らいでというか、事前にそういった話を
松本委員にされたと。
松本委員以外の委員はここにいるわけですので、その理由等を、今、議長から説明がありましたけれども、
委員長の時点で除斥をするということをここの時点で確認をしていただければ、
運営上いいのではないかと思いますので、お願いします。
○
委員長(
曽根嘉明君) この件につきましては
松本議員に対するここの
依頼文でございますので、初めからきょう出席していただいても、すぐまた除斥で退席していただくというような状況もございますので、事前に議長のほうからそういう本日に関しては欠席というか、除斥というか、そういう扱いとしてやりたいという趣旨の説明は本人、
松本議員にも会って話をされておりますので、本日は除斥というか、欠席という表現が正しいのかわからないのですけれども、初めからこの席には出席しないという話のもとできょうの
議会運営委員会を開催させてもらっております。
平松委員。
◆委員(
平松吉祝君) 今の議長の言ったことで、とりあえずきょうはこれ、
瓦れきのことで
被害者というか、
桜井社長に来てもらって聞くということなもので、私は別に今後、松本氏も来て聞くということなら何らこれは関係ないと思うのだけれども、そのままきょう
議会運営委員会をやっても。
○
委員長(
曽根嘉明君)
中野議長。
○議長(
中野浩二君) 事前に
松本委員に私のところに来ていただいて事情を聞いて御了解を得たという、そういう行為でございますので、何ら私にどうのこうのということはないのではないかというふうに私は感じておりますけれども、それで結構ですという話になりましたので。
では、よろしくお願いします。
○
委員長(
曽根嘉明君) ですので、きょうはこの
出席議員のもとで
議会運営委員会を開催するということで御了承願います。
それでは、
災害廃棄物の
受け入れに関する
検証依頼についてを議題といたします。
それでは、
桜井資源、
桜井洋一社長から
検証依頼の内容並びに
趣旨説明をお願いいたします。
桜井社長。
◎
桜井資源(株)
代表取締役(
桜井洋一君) すみません。
桜井資源株式会社代表取締役、
桜井洋一と申します。本日はよろしくお願いいたします。
去る3月26日に私と
あと社員であります木村とともに
中野議長のほうへ、今お手元にある調査の
検証依頼という文書を持ってまいりました。内容についてはここに書いてあるとおりでございますけれども、本日、私、
松本委員がいてもいなくても一緒のことを当然言うつもりで来たのですけれども、私ははっきり言って、いると思って来たのですけれども、それこそ内容的には、これは読んだほうがいいのですか。
○
委員長(
曽根嘉明君) 一通り読んでください。それから
趣旨説明をお願いします。
◎
桜井資源(株)
代表取締役(
桜井洋一君) はい。それでは、今、
曽根委員長のほうからお話がありましたので、一応読ませていただきます。
東京新聞2012年(平成24年)2月2日
掲載記事「こちら
特報部震災が
れき広域処理」における
松本議員の発言に対する検証の依頼
震災がれきの島田市の
受け入れに対しましては、
桜井資源株式会社におきましても、心からの賛意を表するものであります。
しかし、過日、
上記東京新聞の記事におきまして、
松本議員が「・・・今回の
がれき受入れでも、
桜井資源株式会社か、その
関連会社が輸送などに関わる可能性がある」と取材に応じております。この報道により当社並びに
関連会社に対する誹謗、中傷が多く寄せられ、
会社経営に支障を及ぼしたばかりでなく、社の信用にも影響を与えたものであります。
つきましては、下記の点につきまして、
島田市議会においての調査、検証をお願い致します。
記
1.
松本議員の2012年(平成24年)、
東京新聞の取材の経過
2.
松本議員の発言の趣旨と
発言根拠
3.
上記発言に対する
島田市議会の対応
以上となります。
趣旨説明ですけれども、ここに書いてあるとおりと言ってしまえばそれまでなのですけれども、市長が元
桜井資源の社長だということで、この件以外にもいろいろあるのですけれども、いろいろと
松本議員並びにほかの方も言っている方もおられるとは思いますけれども、その件について非常に、ここに書いてあるとおり全く根拠のない誹謗、中傷等が前々からありましたので、
東京新聞のこの記事をきっかけとしまして、今回、こういう
調査依頼を出させていただいた次第でございます。
○
委員長(
曽根嘉明君) ただいま説明がございました。
委員の
皆さん、質問をお願いいたします。
大石委員。
◆委員(
大石節雄君) 1つは、何点かありますが、
会社経営に支障を及ぼしたということで、具体的にどんなことがあったのか説明していただきたいと思います。
○
委員長(
曽根嘉明君)
桜井社長。
◎
桜井資源(株)
代表取締役(
桜井洋一君) きょうは
瓦れきの件なものですから、
瓦れきのことだけについて述べますけれども、まずこの
瓦れきの一連の流れの中で、私ども
桜井資源株式会社のほうに
無言電話、あとは「
瓦れきやめろ」とどなって切られるような電話というものがもう10数件来ました。あとは、メールも数通ですけれども、来ております。
○
委員長(
曽根嘉明君)
大石委員。
◆委員(
大石節雄君) これは要は会社に来たということですよね。会社の電話に来たというか、パソコンに入ってきたということで理解していいですか。
◎
桜井資源(株)
代表取締役(
桜井洋一君) そうですね。
○
委員長(
曽根嘉明君) ほかにございますか。
原木委員。
◆委員(
原木忍君) これは新聞のコピーなのですが、その
新聞そのものはあるのでしょうか。
◎
桜井資源(株)
代表取締役(
桜井洋一君)
新聞そのものといいますと。
◆委員(
原木忍君) 現物は。
◎
桜井資源(株)
代表取締役(
桜井洋一君) 現物はきょうは持っておりませんけれども。
◆委員(
原木忍君) 手元にはあるということですか。
○
委員長(
曽根嘉明君)
桜井社長。
◎
桜井資源(株)
代表取締役(
桜井洋一君) 会社に戻ればありますけれども。
○
委員長(
曽根嘉明君) ほかにございますか。よろしいですか。
清水委員。
◆委員(
清水唯史君)
松本議員の発言の中で、その
関連会社に利益が及ぶような内容のことを発言されていますけれども、
桜井資源さんではこの今回の
災害廃棄物、
瓦れきは
木材チップでということで、そういうような関連の業種は取り扱っていないということで判断してよろしいですね。
○
委員長(
曽根嘉明君)
桜井社長。
◎
桜井資源(株)
代表取締役(
桜井洋一君)
新聞等に
産業廃棄物会社の
桜井資源の元社長の
桜井勝郎というふうな書かれ方をしておるのですけれども、私、うちの会社を、自分の会社を
産業廃棄物業者と思っていません。当然、コンプライアンス上の問題で
産業廃棄物の許可は持っておりますけれども、
産業廃棄物はほとんど扱っておりませんので、あと、今回の
瓦れきについては
一般廃棄物だと思いますので、趣旨が全然違うと思います。
○
委員長(
曽根嘉明君) ほかにございますか。
大石委員。
◆委員(
大石節雄君) この新聞の記事を見させてもらって、具体的な名前は出ているし、例えば会社として
名誉毀損というか、そういったことをやろうとは思わなかったのかというか、そういう方法をとるか、または今回、議会にこうして検証してくれという方法をとったわけですが、そういったことは考えなかったのかお聞かせ願います。
○
委員長(
曽根嘉明君)
桜井社長。
◎
桜井資源(株)
代表取締役(
桜井洋一君) 検証の結果次第です。
○
委員長(
曽根嘉明君) ほかにございますか。
坂下委員。